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2014年9月 2日 (火)

我がまちの誇り、クラフトビール

FineCity(ファインシティ)から北西わずか約450mに地ビール醸造所が完成したと、以前の記事に書いたことがありますが、詳しい記事が中村フリモに載っていました。

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名古屋駅すぐ、柳橋市場の一角で
今年1月に動き出したクラフトビール醸造
「Y.MARKET BREWING」。
地元出身のオーナーと、若きビール職人が
1杯のクラフトビールに賭ける思いを取材した。

Ymb

柳橋市場エリアに誕生、名古屋初のブルワリー

 グラスを傾けた瞬間に感じる、芳醇な麦芽の香りとコク。
フルーティーで、爽やかな苦み。
飲み慣れたビールとは違う、質の高い苦みと奥深さに驚く。
ゴクリと喉へ送ると、豊かな味わいが染みこみ、余韻が体全体に満ちていく。
 日本の大手企業がつくるビールは、そのほとんどが 「ピルスナータイプ」という1種類に集約される。
1杯目に向く軽さと、キしのある爽快な喉越し。
飲み慣れた味ももちろん魅力的だが、ビールの世界はもっと広くておもしろくて、奥深い。
それを教えてくれるのが、クラフトビールなのではないか。
 今年1月、名古屋初のクラフトビール醸造所「Y.MARKET BREWING」が、名古屋駅からすぐの、柳橋市場エリアに誕生した。
仕掛人は、名古屋の酒販店「おかだや」。
酒販のほか、関連会社の株式会社ワイマーケットが、市内に「KEG NAGOYA」「GRILLMAN」といったクラフトビールを専門とする飲食店を展開する。
酒類の流通に携わるうちに、クラフトビールに興味がわいたと話すのは、「おかだや」社長の山本康弘さん。
「日本には、焼酎や日本酒の蔵は何百とあるのに、ビールは大手メーカーのピルスナータイプがほとんど。
でも実はもっと種類があって、味わいもそれぞれ」。
幅の広さとビールの可能性を多くの人に伝えたい。
取り扱いを強化していくうちに、自らビールをつくリ 魅力を伝えたいという思いが膨らみ、ブルワリーを立ち上げるに至った。

ビールを愛してやまない、敏腕ブルワーの熱い思い

 醸造長は、岐阜出身の加地真人さん。
山本さんとともに、ブルワリーを立ち上げた人物だ。
加地さんがブルワーになったきっかけは、交換留学で訪れたカナダで出会ったクラフトビール。
その味をすっかり覚え、人に勧められるままに家でのビールづくりに挑戦し、その楽しさに目覚めた。
我流でビール醸造の知識と経験を深めたのち、帰国。
長野県南木曽町の「木曽路ビール」で醸造に携わることになる。
入社1年後には醸造長に抜擢。
勉強と研究を重ね、経験を積みながら、その腕を磨いていったのだ。
そして昨年、山本さんからの誘いを受け、現在は「Y・MARKET BREWING」のビールづくりを仕切る。
Ymb2  加地さんがここで手掛けるのは、ほとんどがエールタイプと呼ばれるもの。
ドライホッピングによる醸造で、ホップがよく効いた味わいが特徴だ。
ホップの種類と量、そして投人するタイミングを巧みに操り、苦みの質にとことんこだわってつくり上げる。
 1月に開業してから、既に10種以上を醸造。
定番を多く置かず、その都度新しい味を追求し、新作を生み出し続けている。
この夏、マンゴーとオレンジを使ったフルーティーなビールも登場している。
 ホップと同様、酵母もクオリティーを左右するものだと捉え、さまざまな種類をコントロール。
常に新たな酵母を探し求め、その持ち味を生かすためにどうすれば良いかを考えているそうだ。
温度管理はもちろん、酵母細胞の数にも注意を払い、酵母活性や温度を細かくチェックしながら、常に状態に目をやる。
これにより、ビールの甘さや重さをハンドリングしながら、心地良い苦みや香りを最大限に引き出している。
 「1杯の満足感が強いビールも好きですが、やはり僕はビールをとりまく空間を大切にしたい。
仲間と一緒に長く楽しく飲みたいから、満足感がありながらも、何杯もおかわりしたくなるような、そんなビールを目指しています」。
「おいしいクラフトビール」を目的に訪れた人からの貴重な意見や、「おいしい!」という素直な声が、熱意をさらにかき立てる。
「率直な感想が、一番の研究材料であり、活力になる」と話す彼の、ビールに対する情熱と真摯な思いが、1杯のビールに注ぎ込まれるのだ。

クラフトビールの世界をたくさんの人に伝えたい

 今年3月、ブルワリーの2階に「Y.MARKET BREWING KITCHEN」がオープン。
メキシカンフードをつまみながら、常時6~8種類のクラフトビールを味わうことができる空間だ。
ビールは、アルコール度数が低めの軽いタイプから、しつかりとホップを効かせたもの、季節限定ものまで豊富に揃える。
ビールの大敵である光・熱・震動を与えることなく、完成したものをすぐに2階へ運べるのも特筆すべき点だ。
 動き出したばかりの、名古屋のブルワリー。
「クラフトビールを飲むことで、多くの人にビールの世界の広さを知ってもらいたい。
そのきっかけになれたら嬉しいです。
いつか名古屋のクラフトビール』として、たくさんの人に気に入ってもらえたら」と山本さん。
楽しみながらビールをつくつているのが、話からもビールの味わいからも伝わってくる。
 既に県内外のクラフトビールファンから、絶賛の声が届いている「Y・MARKET BREWING」。
近い将来、地元住民にとっての”わが町の誇り”となるようなクラフトビールになっていくだろう。
ここに関わる人々と、琥珀色に輝くビールから、溢れる希望を感じた。

●クラフトピール=小規模なビール醸造所で、ビール職人がつくるビール。
職人がつくり出す高品質なビールを「手工芸品(Craft)」に例えて、クラフトビールと呼ぶ
●ブルワリー=ビールの醸造所
●ブルワー=ビールをつくる人
●エールタイプ=大麦麦芽を使用し、酵母を常温・短期間で発酵させて、複雑な香りと深いコク、フルーティーな味を生み出したビール
●ドライホッピング=発酵を終えたビールにホップを再び投入し、アロマを強調させる方法

Y.MARKET BREWING KITCHEN
名古屋市中村区名駅4-17-6
052-533-5151
15:00-23:00
土・日曜、祝日は、11:30-22:00
無休

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