« <市庁舎探訪>(中) | トップページ | オアシス21に、氷じゃないスケートリンクが (11/16-2/23) »

2013年11月 9日 (土)

<市庁舎探訪>(下)

FineCity(ファインシティ)から北東に約2500mに、名古屋市役所本庁舎があります。
名古屋市の都市景観重要建築物等指定物件に指定されています。
Sityousha

先日の中日新聞に、市役所本庁舎に関する記事がありました。

----------------------<引用ここから>--------------------------------

 大理石を使った玄関ホール、瀬戸の陶製夕イルを壁面に張った長い廊下、シャンデリアのある貴賓室・・・。
 1933(昭和8)年の建設当時の趣を色濃く残す市本庁舎は、今や映画やドラマのロケ地として欠かせない存在だ。
 沖縄返還をめぐる政府の密約を暴いた新聞記者の実話を基にしたテレビドラマ「運命の人」(2012放映)では、外務省庁舎として撮影された。
 担当したTBSの瀬戸口克陽プロデューサー(39)は「廊下、階段など昭和の官庁の重厚な空気感を表現できる国内でも貴重な建物」と話す。

130906sityousha2

 9月末公開のコメディー映画「謝罪の王様」(阿部サダヲさん主演)では、首相官邸や文部科学省の会議室、外国の迎賓館、ニューヨークのアパートの外観など、さまざまなシーンで市庁舎の会議室や貴賓室などが登場する。
 製作を手掛けた日本テレビの飯沼伸之映画プロデューサー(43)は「本物の持つ高級感ゆえに、さまざまな場面に応用できる」とその魅力を絶賛。
「歴史ある建物として未来に残してほしい」と願う。

130906sityousha1

 この昭和の歴史遺産を保存する上での最大の課題は、巨大地震対策だった。
 阪神大震災後の耐震診断で、本庁舎は国の基準を満たさないことが判明。市は07年、国の登録有形文化財である建物の外観を変えることなく、基礎部分に免震装置を設ける耐震工事に着手した。
10年までの3年半で46億円をかけ、地震による揺れを吸収するゴムや金属レールなどの装置を建物地下に取りつけた。
過去80年で最大規模の改修だった。
 303本のコンクリート柱を一本ずつ切断し、免震装置を設置していく作業。
担当した市住宅都市局の技師花山晋市さん(48)は「地下で見えない部分とはいえ、文化財に傷をつけるのに抵抗があった。
しかし昭和の財産を後世に伝える大事な仕事と感じていた」と振り返る。
 隣接する県庁とともに、市は本庁舎を「帝冠様式」の建築物として、国の重要文化財(重文)指定を目指す。
近代建築に詳しい瀬口哲夫・名古屋市立大名誉教授は重文指定を期待しながら、こう強調する。
 「市庁舎という歴史的建造物を通じて、現代にまん延する『使い捨て文化」を反省し、直して保存していく文化に転換すべきときに来ているのでは」

----------------------<引用ここまで>--------------------------------

|

« <市庁舎探訪>(中) | トップページ | オアシス21に、氷じゃないスケートリンクが (11/16-2/23) »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。